フィールド実習を通して、緑の環境づくりを体験しよう!
基礎コースもいよいよ最終回。第4回目のテーマは“環境”です。食や農、ひいては
みんなの健康にもつながる大事なテーマとなります。
まず、前回出された宿題「私の気になる身近な風景」の発表からスタート。
自宅の庭の家庭菜園から田舎の風景、こんぶくろ池周辺の風景など、やはり
自然を中心とした写真が多く提示されました。
そして、千葉大学環境健康フィールド科学センター長の高垣美智子先生からは、
「持続可能な緑の環境づくり」、コーディネーターの三輪正幸先生からは、
「ミツバチ目線から考える柏の葉の環境」というテーマで講義がなされました。
国連が2010年を国際生物多様性年に定めたことで、世界的にも注目されていますが、
緑の環境づくりは人間だけでなく、様々な生物の保全にも役立ち、それらが
持続可能な発展にもつながるといいます。また、今回は特別に座学に加え、
実際にフィールドでの体験学習も行われ、暑い中フィールドワークを楽しみました!


基礎コースのコーディネーターを務める三輪先生は、果樹園芸が専門ですが、
柏の葉はちみつクラブでも指導されています。実際に教室に生きている
ミツバチと巣板を持参し、養蜂についての基礎的な講義が行われました。
意外にも受講生たちはミツバチを見て、「カワイイー!」という反応。
実はこの様な身近な体験が環境に興味を持つきっかけになるのかもしれませんね。
巣板を取り出し、採蜜機を回しながら黄金色のはちみつをその場で試食
しました。併せて、別の時期に採集したものと、市販のものも食べ比べて
みます。「こんなに味が違うのかぁ!」、「市販の方がいつも食べている
味がするけど…」など、様々なコメントが出されました。
環境健康フィールド科学センターには多くの果樹が植えられています。
普段何気なく通り抜けているフィールドセンター内ですが、こんなに奥まで
入ったのは初めて。実は優に10種類以上の果樹が植えられており、
一部はジャムなどに加工され、販売されています。今回は景観果樹園モデル
エリアの散策を兼ね、スモモの収穫体験を行いました。まず、脚立を使って
木の上に登る時の注意を受けます。意外と高いので甘くみていると
大変危険なのです。「どれが甘いのかな?」、「こっちの枝はどう?」と、
お互い声をかけながら収穫。見るだけでなく、楽しめる緑という点で、
景観果樹にも注目が集まっていますが、まさに体験に勝るものはなし!
ただし、ここは千葉大学の研究フィールド。研究者たちが大事な実験を
行っていますので、許可無く侵入したり、いたずらは禁物ですよ。
最後に、高垣センター長より修了書を手渡され、あっという間に4回の
基礎コースが終了。皆さん、ホントにお疲れさまでした。