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2011年05月28日

11年度 前期基礎コース第1回スタート!

必要な知識をコーディネイトする能力とは?

11年度前期・柏の葉カレッジリンクプログラムがいよいよスタート。
今回は定員20名のところ22名の応募申込みがありましたが、
全員参加でプログラムが始まりました。
第1回プログラムのテーマは「健康から考えるサスティナブルデザイン」です。
コーディネーターは前回に引き続き、千葉大学の三輪正幸先生が担当。
講師には千葉大学の徳山郁夫先生、NPO法人モンキーマジックの
小林幸一郎氏の両名をお迎えし、何をもって「健康」と言えるのか?を
もう一度考え直すことからディスカッションを行いました。

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小林氏は視覚障害者でありながら、自らフリークライミングスクールを主催し、
国内外を問わず活躍されているスペシャリストでもあります。
2006年には世界大会で優勝した経験もあるというから驚きです。
小林氏曰く、当時は視覚を失うことへの失望と「何ができなくなるのか」」
ばかりを考え、ふさぎ込んでいたと言います。
しかし、「この先、自分が何をしたいか」が重要であるという医師や
ケースワーカーの言葉に、受け身の人生から能動的に生きるよう
変わっていったといいます。
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そして、今はフリークライミングを通じて、
“他者のために自分ができること”という視点で活動し、その素晴らしさを伝えながら、
ご自身も健常者だったころよりも充実した日々を送ることができているというお話に、
みな感銘を受けていました。

次に徳山先生の講義に移ります。

「先にお伝えしておきますが、ここでは知識を与えるだけの講義はしません。
通年の決まった枠から出られなくなりますからね…」とぴしゃり。
さぁ、これから何が始まるかと言えば…?
「10分間のうちになるべく多くの人と自己紹介をしてください。
順番でやるとみんな人の話とか聞いてないでしょう?!」
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次に課せられた使命はと言えば、「2人一組でシーズホールの長所短所を
取材し10個ほど書き出してください。」
先生や我々事務局スタッフは、よくも悪くも知り尽くしているシーズホールですが、
意外にも初めて目にする受講生から多くの意見が出され、
中には「なるほど…」というコメントも。
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さて、このようなことから一体を学べば良いのでしょうか?!

現状、情報は溢れ与えられるものも多い中、今後は身体を使って
自ら情報を得ることや、何が問題なのかを発見するチカラが増々
重要になってくるといいます。さらには、「より良い選択肢を描く
トレーニングも重要であり、そのために必要な知識をコーディネイトする
能力そのものが重要になるだろう」と徳山先生。
いわばそれらを実体験として感じるためのゲームでした。

また、今回のディスカッションで特に多かったのが震災から得た教訓。

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・エスカレーターに乗りつつ、スポーツクラブに通うって何かおかしい
・ 歩くことが増え、身体の調子の善し悪しが敏感にわかるようになった
・ ご飯が美味しくいただける素晴らしさを改めて感じた
・まちや駅の設計そのものの見方が変わった…などなど、
まさに実体験から出たコメントはリアルで説得力のあるものでした。 
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一方通行の講義ではなく、受講生の意見や考えを交えながらの
ブレインストーミング。第1回目とは思えないほど発言が多く出され、
時間ギリギリながら無事終了。

次回は環境をテーマに「自分が残したい風景」の発表からスタートします。
 

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