レッジョエミリアに学ぶ「こころの育て方」 専門Bコース「知の創造と応用」の第3回目のテーマは「こころの健康」。 前回の古在先生のお話にもあったとおり、ますます文化と文明のバランス、 こころと身体のバランスを重要になってきている今、 改めて「こころの健康」について考えていきます。 本日の講師は、専門Cコースでもお話いただいた静岡福祉大学の徳山美智子先生。 前半は、イタリアのレッジョエミリアに見る「心の教育」についての講義。 後半は、演習やグループワークを通して、理解を深めていきます。
レッジョエミリアとはイタリアにある人口14万人の小都市。 この小さな年は、幼児教育のモデルとして世界中から注目を集めています。
街全体が「学びの共同体」として、子供たちの学びをサポート。 学びの主体はあくまでも子供たち。 一人ひとりが自分の興味のあるテーマを自由に深め、 保護者や先生は、子供たちが自然と気づくようにサポートします。 大人たちの役割は、子供たちが安心して“冒険”できる安心感を作り出すこと。 徳山先生は、この柏の葉には、レッジョエミリアのようなみんなが刺激し、 学び合えるコミュニティになる可能性があるのでは…と問いかけます。 後半は、いろいろグループワーク。 2チームに分かれて、さまざまな素材を使ってモビールづくりにトライ。 テーマは「本日のプログラムで学んだこと」。 そして、必ず一人がひとつ以上の飾りを作ることが ルールとして決めらました。 各チームとも、早速、テーマを検討します。 最初は遠慮気味の意見交換を時間が経つにつれ、 次第に盛り上がり徐々に具体的なモビールのイメージができてきます。 共同作業で、土台となる針金を形作る人、吊るす飾りを作る人、 誰かが指示しなくても、互いにカバーしながら完成形に近づいていきます。 そして、いよいよ完成。 Aチームのテーマは「子供たちの百の言葉」。 Bチームのテーマは「愛と絆」。 最後に、みんなグループワークを振り返り、 どのようなプロセスでテーマが決まったのか…、 誰がどのような役割を果たしたのか…、 それぞれの場面で自分がどのように感じたのか…を確認することで 本日の講義の理解を深めます。 みんなは、学びには、安心して“冒険”できる環境や関係が 大切であることを感じたようです。