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2011年12月03日

11年度 後期専門Cコース 第3回

専門Cコース第3回の学習テーマは「食養生と健康」です。
松井病院、食養内科の管理栄養士である西方紀子先生を講師に迎え、
食養生の考え方をお話いただくと共に、実際に病院でも出されている
代表的な献立をレシピ通りに調理し試食まで行いました。
忙しさのあまり、ついつい食生活も乱れがちな方も多いと思いますが、
「食で養生する」とはどういうことか?を学ぶことで、
毎日の何気ない食事が自らの健康につながっているということを
再認識させられました。

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この日は早朝から大雨でしたが、調理の下準備のため千葉大学の
学生さん2名も補助として参加。いつもより1時間以上早く来て手伝ってくれました。

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まず西方先生より「食養生と健康」というテーマで講義いただきました。
ポイントは3つ。
・ 個人差を知ること
 “各自、個人差があり体質も異なるので、他人が良くても自分に合うか?は
 分かりません。まず己の体質をよく知ることが大切”
・ ほどほどを知ること
 “楽しすぎも頑張り過ぎもダメ。ほどほどが良い”
・ 動的、流動的に
 “日々、体調は変化するもの。バランスをみて対応すること”

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“食べ方の乱れは生き方の乱れ”と西方先生は言います。
薬は飲めば済みますが、日々の食生活を整えるには、それなりの努力や時間、
意志の強さがいります。「ある意味、修行に近いかな」と西方先生。
病院で患者さんにカウンセリングを行う時も、その人のライフスタイルや
食事に対する考え方・嗜好まで細かく聞き出すそう。それはイコール
その人の生き方に触れるのと近いそうです。

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今回、試食用に作った献立は、日本人が昔から食べている日常的な和食です。
ほとんど出汁がメインの味付けで食材本来の味も満喫!
いかに普段濃い味に慣れているかが分かります。

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また、松井病院では、「生態学的栄養学に基づく食生活」に現代栄養学を
組み合わせ提唱していますが、その考え方を20か条にまとめお話くださいました。
その一例をご紹介。
「その土地で長年収穫されてきた食材を使い、季節に合わせ新鮮な状態で食す」
「一物全体食に努める」
「煮こぼし、茹でこぼし、穀物のとぎ過ぎはほどほどに」などなど…。
上記に基づき、皮は最低限取るだけ、根っこもそのままいただきました。

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現代社会は生活も不自然になり、食事も多種多様化し乱れがち。
だからこそ、まずは日本人本来の食生活に立ち戻り、
普段から身体の調子を整えることが「食養生」なのだと教えられました。
毎日続けるのは大変でも、1週間単位、月単位など、ライフスタイルに沿って
バランスを取りながら「気負わず続けることが大事です」と
西方先生からホッとするアドバイスもいただき終了しました。

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