’09年12月5日(土) 専門コース第3回

予防医学を体験する専門コース!

後期のカレッジリンク・プログラムも第3回目。
健康サスティナブルデザイン、健康と食に関するライフスタイルを考える専門コースは、楽しい実習をもとに健康訓のまとめへと向かっています。
第3回(5日)は「漢方薬と西洋薬」を学びました。最初に千葉大学柏の葉診療所、薬剤師の角野めぐみ先生に薬局を見せていただき、「漢方薬の歴史と考え方」のお話をうかがいました。そして、後半は千葉大学大学院薬学研究院の石井伊都子先生から「西洋薬の歴史と考え方」をお話いただき、東洋薬と西洋薬の違いを比較しながら理解することができました。
まさに「良薬は口に苦し」

座学の前に、早速、柏の葉診療所の薬局見学に。普段、入れないところとあって、受講生たちも神妙な面持ちです。
診療所を入ると入口近くの棚には、ガラス瓶に入った様々な種類の生薬が原形のまま展示されています。
薬局内に入ると角田先生が実際に生薬を薬棚から取り出し、説明してくれます。生薬は植物だけではないと知って、興味津々。
本日のメインイベントは、処方箋に従って生薬を量り、煎じて飲んでみること。まずは、二日酔いにならないという黄連解毒湯。
こちらはご存知、かぜに効く葛根湯。見た目はまるで木の欠片のようです。
教室に戻り、煎じる準備完了(葛根湯)。1時間後の出来上がりを楽しみに。
角野先生からは、漢方の歴史、健康の捉え方、漢方薬の特徴、生薬の薬性などを学びます。
講義中、15 分も経つと生薬の香りが教室に漂い、グツグツと葛根湯が煎じだされています。なかなかすごい色です。
ギリシャ神話と共に西洋薬の歴史を紐解いてくださった石井先生。現代までの西洋薬を興味深く学ぶことができました。
黄連解毒湯もこんな感じにできあがり。このきれいな色の漢方薬が思わぬ結果を招くことに……。
ずっと、かぜが抜けなかったコーディネーターの野田先生も早速、葛根湯を。配合された桂皮(ニッキ)の香りがよく、色のわりほんのり甘い味でした。
こちらは、黄連解毒湯を飲んだ方々。その苦さに思わず絶句。みんな口直しに葛根湯を口に含むほど。舌も黄色くなっていました。
その後の「薬に関する健康訓」をまとめるグループワークも漢方薬で温まったカラダで、積極的に意見を交わしました。
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